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ハンガリー ブタペスト世界陸上開催地の治安やオススメの観光は!

エンタメ

2023年8月19日(土) ~ 27日(日)の日程で、世界陸上競技選手権大会(通称:世界陸上)が開催されました。

開催地はハンガリー ブダペスト

ハンガリーの首都であり、政治、文化、商業、産業、交通と一大中心都市で東・中央ヨーロッパでは最も大きな都市のひとつです。

今回は、世界陸上の開催地に選ばれたブダペストの治安や観光について調べてみました。

かなさ
かなさ

1873年11月17日西岸のブダとオーブダ、東岸のペストが合併してブダペストというひとつの市になったそうですよ。

ブダペストってどんなところ?

ブダペストは、年間270万人の観光客が訪れるヨーロッパでも最も美しい街のひとつとされており、世界で37番目に旅行者が多いといわれています。

ハンガリーの中心部に位置する「ドナウの真珠」や「ドナウの女王」とも呼ばれる美しい街並みは、1987年に世界文化遺産に登録されました。

そして2002年、新たにアンドラーシ通りが追加されたことで、現在は『ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り』として多くの観光客を魅了しています。

かなさ
かなさ

世界一との呼び名も高いブダペストの夜景は、うっとりする美しさなんだそうですよ。

・面積 市域面積525平方キロメートル

・人口 174万人

・通貨 フォリント

・言語 ハンガリー語

ブダペストの気候

大陸性気候に属しているハンガリーには日本と同じような四季があり、地中海性気候のような乾燥した夏のあとに比較的寒い冬がやってきます。

・春:3~5月

寒さ残る3月から春に入り、4月、5月の平均気温は13~17度です。

・夏:6~8月

東京と比べると平均気温は1~4度程度低いですが、7月、8月は一時的に40度程度まで上がるなど真夏の時期にあたります。

・秋:9~11月

9月になると一気に気温が下がりはじめ、東京の10月下旬のような季節になります。

・冬:12~2月

積雪も見られるようになります。もっとも低くなるのは1月で、厚手のコート、マフラー、ニット帽などの防寒具が必須となり、平均気温も氷点下まで下がります。

ブダペストでの言語

人口の98%がハンガリー人(マジャル人)が占めており、ハンガリー語という独自の言語があります。

ウラル語族 フィン・ウゴル語派に分類され、世界の中で最も難解な言語のひとつと言われているそうです。

観光するのも大変じゃないかな?

かなさ
かなさ

最近では若い世代で英語を話せる人も増えているそうですよ。

ブダペストなどの中心都市ではほとんどの場所で英語が使え、英語表記もあるそうです。

それなら安心だね!

しかし、小さなショップや年配の方などは、ハンガリー語しか話せない場合が多いという情報もあります。

場合によってはタクシーの運転手でもハンガリー語オンリーのときがあり、トラブルにならないように気をつけたいところですね。

現地では常に確認することを意識するといいかもしれません。

ブダペストでの通貨

ヨーロッパに位置しますが、ユーロではなくフォリントが通貨となっています。

ユーロ払いが可能なお店があっても、場所を選ぶ上におつりはフォリントで返ってきます。

その際、ごまかしの危険性もあるので注意が必要です。

かなさ
かなさ

慣れない旅行先では、どんな場所でも注意は必要ですね。

両替は現地でも可能ですが、できるだけ日本で行う方をオススメとしています。

ただし、ハンガリー以外でフォリントが使える場所はないので、両替をするときは気をつけてください。

どうしても現地で両替しなければならないときや、もっと情報を知っておきたいという場合は「ハンガリーフォリント」両替注意点&ブダペスト内の良レートお得な両替所まとめを参考にするとよいかと思います。

ブダペストでの観光

ブダペストの治安

ブダペストは比較的安全な都市といわれていますが、日本人の被害のほどんどは市内に集中しており、観光スポット、繁華街、公共交通機関ではとくに注意が必要とのことです。

観光客でにぎわうブダペスト東駅のプラットホーム上や、発車待ちの列車内でも置き引き被害が目立つそうで、せっかくのすてきな時間が悲しい思い出にならないよう貴重品の管理に十分な注意を払いましょう。

ホテルにも貴重品用の金庫があるかを確認しておくといいですね。

かなさ
かなさ

ペスト側沿い繁華街の5,6,7,8区を中心に、スリ、置き引き、偽警官による詐欺などが目立つようですよ。

ブダペストの暮らし

ブダペストは「美食の街」や「温泉大国」としても知られています。

そして、ヨーロッパの中でも比較的物価が安く、交通機関も整っているため市内の移動も比較的容易にできます。

自転車レーンも整備されていることから余裕があれば、自転車に乗って楽しむというのも方法のひとつとしていいかもしれませんね。

また、ハンガリーは親日国でもあることから日本への興味が高い人も多く、受け入れてもらいやすいんだそうです。

そんなブダペストの魅力をあらためて見ていきましょう。

歴史と文化

ブダペストには、837のさまざまな歴史的建造物と223の博物館があり、ブダ地区にあるブダ城やマーチャーシュ協会、ペスト地区のハンガリー議会議事堂やセント・スティーブン大聖堂などが有名です。

美術館や博物館も豊富で、芸術や文化に触れる機会がたくさんあることから「建築物の宝庫」とも言われています。

温泉とスパ

ブダペストは温泉やスパで有名で市内には多くの温泉施設があり、日常や旅で疲れた体を癒すことができます。

特に有名なセチェーニ温泉は、ヨーロッパの中でも最大級の規模を誇る温泉として人気です。

観光客の多い温泉は基本的に水着着用となり、温泉プールのようなイメージを持つと分かりやすいかなと思います。

貸し水着もあるそうですが、やはり自分で準備しておく方がサイズ的にも安心ですね。

夏はプールのように、冬でも38度台に設定されているので、1日中過ごせる場所として地元シニアからも大人気なんだそう。

日本とは違う、まるでアミューズメントパークのような温泉では家族で、カップルで、友達同士で楽しむことが日常です。

かなさ
かなさ

ヨーロッパならではの豪華な造りに、心も体も満たされること間違いなしですね。

食文化

ハンガリー料理では、

・牛肉や羊肉をトマトとパプリカで煮込んだシチューで、濃厚な旨みとスパイシーな味わいが特徴のグヤーシュ

・ハンガリー風揚げパンで、サクサクとした外側とふんわりとした中身の絶妙なバランスが魅力が朝食やランチにピッタリなランゴシュ

・おもに鯉やマナズなどの川魚をトマトや玉ねぎ、辛いパプリカで煮込んだハラースレー

など、独自の味覚を楽しむことができます。

ハンガリーには海がなく、普段はハムなどの加工品やお肉を多く食べているそうですが、クリスマスにはハラースレーを食べてお祝いするのが一般的なのだとか。

割高な海の魚を購入したり、普段魚が苦手な人もこの日だけはハラースレーを食べることもあるそうですよ。

そして、もうひとつオススメしたいのがフォアグラです。

フランス料理のイメージがあると思いますが、ハンガリーではより低価格で質の高いフォアグラを堪能することができます

かなさ
かなさ

2,000円台で食べられるレストランもあるというから驚きですよね。

また、1800年代後半からのカフェ文化の発展により街には無数のカフェが存在しており、

・歴史あるカフェ

・豪華絢爛なカフェ

・クラシカルなカフェ

・こじんまりとした可愛らしいカフェ

など、その時の気分に合わせて選べる楽しみがあります。

様々なエンターテインメント

ブダペストには多くのエンターテインメントがあり、世界でも数少ない高校で民族舞踊の授業が行われいる都市でもあります。

オペラやコンサート、劇場など、文化的なイベントが盛んで40以上の劇場や7つのコンサートホール、オペラハウスなどがあります。

野外、文化的な催しものも多くおこなわれ、歴史的な建造物を使用してのコンサートや豊富な講演会などは耳だけでなく、目でも楽しめる1日となりそうですね。

また、ナイトライフも活気にあふれ、バーやクラブで楽しむこともできる他、最大規模の野外の祭典ではロックコンサートやDJショーが行われています。

夏だけじゃない春や秋もさまざまな祭典があり、ブダペストワインフェスティバルも有名です。

ブダペストワインフェスティバル

毎年9月に7万人以上を動員する、ヨーロッパ最大級のワインの祭典です。

世界遺産のお城ブダ王宮の中庭で開催され、2022年は9月8日~9月11日の4日間行われました。

ハンガリー料理が堪能できるのはもちろんのこと、ハンガリー全土から選ばれた優良なワイナリーの名醸ワインやフランスやオーストラリア、その他EU諸国のワインも楽しめます。

ブダペストへの行き方は?

日本からハンガリーへの直行便はなく、ヨーロッパの主要都市からの乗り継ぎが一般的な行き方となっています。

その他にも、クロアチアやオーストリアなどの周辺都市から電車でアクセスする方法がありますよ。

『飛行機でのアクセス』

・フィンランド ヘルシンキ経由

・ドイツ ミュンヘン 又は フランクフルト経由

・トルコ イスタンブール経由

『鉄道でのアクセス』

・オーストリア ウィーン経由

・クロアチア ザグレブ経由

・チェコ プラハ経由

日本からの所要時間は、およそ12~15時間ほど。

1日で行くには大変だと感じてしまいそうですが、経由する都市もとても魅力的な場所が多いので、ついでに楽しんでいこうという気持ちで組むのもひとつの楽しみ方かなと思います。

まとめ

今回は、ブダペストってどんなところ?世界陸上開催地 ハンガリーの治安と観光について知りたいをテーマにお伝えしました。

親日家であることから日本への興味も高く、同じように温泉が日常の中に溶け込んでいるのも魅力的ですよね。

建築物の宝庫と呼ばれるさまざまな建築物や街並み、うっとりしてしまうほどの夜景、独自の食べ物にもとても興味を惹かれました。

スリや置き引きなど気をつけなければならないことはありますが、全体的に治安も良く、安心して巡れる都市となっています。

非日常を味わいながら、心も体も満たされること間違いなしのハンガリー プダペスト。

コロナ規制も落ち着いた今、海外旅行の候補にいかがですか?

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