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手話初心者でもできる!手話での自己紹介やあいさつを覚えていこう

手話勉強中の私が手話で学んだこと、気づきを書いています。 手話

出会いの場では必須となる自己紹介。

自分はどんな人間なのか知ってもらうことで、グッと距離が縮まりますよね。

手話の世界に飛び込んで楽しさを覚え始めると、

かんたんなあいさつや自己紹介にチャレンジしてみたい

という気持ちになっていくと思います。

そこで今回は、

・手話での自己紹介ってどうするんだろう?

・あいさつの表現方法はどうするの?

という方向けに、自己紹介の場面で使える手話を伝えていこうと思います。

自己紹介 (指文字+手話表現)

自己紹介では、

・漢字の手話表現 + 手話表現

・指文字 + 手話表現

の2つの方法があります。

今回は取り入れやすい指文字+あいさつ(手話表現)について紹介します。

かなさ
かなさ

覚えるときは単語で区切ってしまうよりも会話文として流れで覚えるとスムーズです。

『初めまして』

手話言語『初めて/会う』

『初めて』=水平に重ねた両手から上に置いた方の手の人差し指は伸ばし、他の指を閉じながら上に引き上げる。

『会う』=両手の人差し指を向かい合わせ、同時に近づける。

「初めて」の手話は、他に「最初に」という意味も持ちます。

人さし指を伸ばしたままティッシュを取り出すようなイメージを持つといいかなと思います。

『会う』の表現は、人同士が顔を向かい合わせる様子を表現しています。

『私の名前は〇〇と言います』

手話言語 『私 / 名前 / 〇〇 / 言う』

『私』=人さし指で自分の胸、又は鼻辺りを指す。

『名前』=東日本(主に①)、西日本(主に②)に表現に違いがあります。

①胸の前で広げた手のひらの中心に反対の親指を押し当てる → 拇印を押すイメージ

②親指と人さし指を伸ばし、Cに似た形を作り反対の胸に当てる → 名札のイメージ

『〇〇』=名前を指文字で表現。

『言う』=人さし指を立てて口元から前に出す。言葉が出る様子。

名前は漢字での表現方法もありますが、余裕ができてからの挑戦で大丈夫です。

名前を伝え合うことでより相手との信頼関係や距離も縮まります。

これからの関係を築いていく上では大切なことですね。

『よろしくおねがいします』

手話言語『良い/お願いします』

『良い』=握ったこぶしを鼻先に当て、少し前に出す。

『お願いします』=そのまま手を開いて同時に軽く礼をするように頭を下げる。

『良い』の手話は、会話の中で『いいね!』という意味で使うこともできます。

【例】 プレゼント貰ったの?いいね!(良かったね!)

表情に笑顔をつけることで褒める気持ちと合わせて伝えます。

『お願いします』は、普段から自然にやっている動きではないかなと思います。

同じように日頃の動きが実は手話と同じだったということも多いんですよ。

実践:覚えた単語を文の流れで表してみよう

音声言語:初めまして、私の名前は〇〇と言います。よろしくおねがいします。

手話言語:初めて / 会う // 私 / 名前 / 〇〇(指文字)/ 言う// 良い / お願い//

かなさ
かなさ

手話言語を書き表すときは「手話ラベル」を使用します。ラベルで表示されているものは日本語ではなく、手話単語です。

あいさつ

あいさつも日常の中でよく交わされる会話のひとつですね。

『朝』『昼』『夜』の単語に『あいさつ』の手話表現を組み合わせることでそれぞれ「おはよう」「こんにちは」「こんばんわ」となります。

『会う』という互いに向き合った人さし指の表現を折り曲げる形にすると『あいさつ』という手話になります。

人同士が向かい合い、お辞儀をする様子を表しています。

『おはよう』

手話言語 『朝 / あいさつ』

『朝』=手をグーの形でにぎり、こめかみの辺りから顎の位置まで下ろす。

『あいさつ』=向かい合わせた両手の人差し指を折り曲げる。

『朝』の手話は、他に『起床』の意味も持ちます。

握った手を枕に見立てて、枕を頭から外す様子を表しています。

『こんにちは』

手話言語『昼/あいさつ』

『昼』=チョキの形を作り額の中央(眉間)に当てる。時計の長針、短針が12時で重なる様子。

『あいさつ』=向かい合わせた両手の人差し指を折り曲げる。

『昼』の形は、時計の正午を表しています。

音声言語同様にお昼を過ぎても明るい時間帯なら使えます。

『こんばんは』

手話言語『夜/あいさつ』

『夜』=両手のひらを相手に向け目の前でクロスします。

『あいさつ』=向かい合わせた両手の人差し指を折り曲げる。

『夜』の手話は、他に『暗い』の意味も持ちます。

おまけ単語

毎日のなかであいさつと同じように伝えることの多い言葉があります。

ここでは日頃からよく口にする「ありがとう」「ごめんなさい」「おつかれさま」「さよなら」の単語を紹介します。

『ありがとう』

手話言語『ありがとう』

=左手の甲を上に向け、右手の手刀で一度ポンと当てて軽い礼と合わせて上にあげます。

表情や首の動きを一緒に付けることでより気持ちが伝わりますね。

表現速度を変えることでより気持ちを込めた感謝を伝えることができます。

『ごめんなさい』

手話言語『ごめんなさい』

=片手の親指と人さし指で眉間を軽くつまんだ後、手を広げ合わせて礼をする。

こちらも表情は意識していきましょう。

表情が難しいときは声で「ごめんなさい」「すみません」と言いながら表現すると自然な表情を付けることができますよ。

かなさ
かなさ

手話表現に必死になりすぎて表情が固くなってしまうのは聴者学習者のあるある。声を一緒につけることで気持ちも乗せやすくなりますね。

『おつかれさま』

手話言語『おつかれさま』

=片手をグーの形で握り、もう片方の手首あたりを軽く2回叩く。

ねぎらいの意味があり、肩たたきのイメージです。

同じ動作でも、困ったような表情で表すと『大変』や『苦労』という別の意味になります。

『さよなら』

手話言語『さよなら』

=手を広げて相手に向け、顔の傍で数回振ります。

日常のさよならと同じ動きですね。

まとめ

今回は、手話初心者でもできる!手話での自己紹介やあいさつを覚えていこうと題して、

・手話での自己紹介ってどうするんだろう?

・あいさつの表現方法はどうするの?

という方向けに、

・自己紹介「初めまして」「私の名前は〇〇と言います」「よろしくおねがいします」

・あいさつ「おはよう」「こんにちは」「こんばんわ」

・おまけ単語「ありがとう」「ごめんなさい」「おつかさま」「さよなら」

の手話表現をお伝えしました。

手話って何だろう?から学び始めるとだんだんとその楽しさに引き込まれていきます。

手話単語を覚えて文章を作れるようになる楽しさや、自分が感じた気持ちを表現できたときの嬉しさ。

実際のやり取りで読み取れた、通じたときの感動も楽しみながら学んでいけたらいいですね。

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