毎年12月の第一日曜日に行われる、太陽と海とジョガーの祭典NAHAマラソン。
こちらでは、
・NAHAマラソンについて知りたい
・前回大会はどうだったんだろう?
・第37回大会に活かしたい
という方向けに、前回大会の様子をお伝えしています。
こちらでは第37回NAHAマラソンに向けて!今現在の沖縄の気温と過ごし方は?について書いています。今現在の沖縄をチェックして参考にしてください。
第36回NAHAマラソン
年 | 天気 | 気温 | 温度 | 完走率 |
2019 | 晴れ | 24.2度 | 62% | 64.22% |
2018 | 晴れ | 25.8度 | 71% | 60.16% |
2017 | 雨 | 21.9度 | 81% | 69.72% |
2016 | 曇り | 25.9度 | 75% | 53.22% |
2015 | 雨 | 23.9度 | 86% | 68.69% |
過去5年間の天気、気温、湿度は上記のとおりです。
やはり、湿度70%を超えてくると、完走率も低いですね。
同じ70%でも完走率が高いときは、天気に救われているといった印象です。
実際に去年行われた第36回大会がどうだったのか、振り返ってみましょう。
NAHAマラソン結果
日時 | 2022年12月3日(日) |
天候 | 天気 / 晴れ 気温 / 24.9度 湿度 / 82% |
エントリー数 | 13,402 (男性:10,794 / 女性:2,608) |
参加者数: | 県内 6,638 (5,493 / 1,145) 県外 5,163 (4,016 / 1,147) 海外 132 (106 / 26) 計 11,933 (9,615 / 2,318) |
完走者数 | 8,095 (6,718 / 1,377) |
完走率 | 67.84% |
スターター | 黒島結菜 (女優) |
前日までの肌寒い天気から一転、一時的な小雨から晴れに回復したことにより気温、湿度が上昇しました。
湿度82%が物語るように、ランナーにとっては本当に厳しいなかでの走りだったと思います。
通常30,000人だった募集人数も、コロナの影響で20,000人となり、応援も思ったより早く終了した記憶があります。
NAHAマラソン 当日までの様子
マラソンまでの数日のすべてを記録することはできなかったのですが、当日予想とその日の体感を記録しました。
2022年 11月29日(火)
12月4日(日) NAHAマラソン当日予想
最高:27度 / 最低:23度 / 湿度:20% 天気:晴れ (日本気象協会参考)
数日雨が続き、少しの冷えを感じる日もありましたが、回復と同時に湿度の高い日が続いています。
空気がまとわりつくようで、べたつきの気持ち悪さと、少しの息苦しさを感じます。
その他の天気予報では気温に差はないものの、湿度:60% / 天気:曇り 雨の予報もあります。
当日にならないと分からないというのは変わらないですが、対策についてもう一度見直すなど、気をつけていきたいですね。
2022年 12月2日(金)
NAHAマラソン本番が近づいてきましたね。
新たな週間予想です。
12月4日(日) NAHAマラソン当日予想
最高:26度 / 最低:21度 / 湿度:60% 天気:雨のち曇り (日本気象協会参考)
最高、最低ともに少し下がりましたが、湿度が上昇。
ですが、天気も晴れから雨のち曇り予想ということで、ランナーとしては天気が味方になるかもしれません。
ここから太陽が出てくると少し心配ですが、対策をしっかり行いながら挑みたいですね。
12月2日(金) 現在、最高:20度 / 最低:19 / 湿度:80% / 天気:曇りのち雨
前日までは雨風の影響もあり、日中でも冷えを感じるくらいでしたが、久しぶりの青空と太陽が顔をのぞかせています。
気温もそこまでは高くないものの、やはり太陽が出ると半袖で過ごせる暖かさに。
そして、湿度80%超えるだけあって、肌で感じる空気も重めのように思います。
なかなか落ち着かないんだね。
この時期の暑さは大変そう…。
そうなんです。暑さを制する者がNAHAマラソンを制する。そのくらい暑さと湿度が高い壁です。
NAHAマラソン 当日の様子
2022年12月4日(金)の天気予報は、
雨のち曇り / 気温は最高:19度 / 最低17度でした。
このブログを書いていた11月25日時点でも半袖にクーラーで過ごせていた沖縄ですが、その時の予報では11月末までは平年より高い日が続き、12月に入ると一転、冬の訪れを感じるようになると言われていました。
しかし、なかなか予報通りいかないのが沖縄です。
前日までは曇りや小雨で肌寒く感じる日もあったのでマラソン向けの日を期待していましたが、実際は、天気:晴れ / 気温:24.9度 / 湿度:82%と本当に蒸し暑く、ランナーにも厳しい1日となりました。
こうしてコロッと別の顔を見せるのも、沖縄の天気ならではですね。
NAHAマラソン 対策
「沖縄の天気は予報があてにならない」とあいさつのように言われるくらい気まぐれな沖縄の天気。
当日にならなきゃ分からないというが沖縄県民としての本音ですが、過去5年間を見ても分かるように12月でも湿度70%を超える日が多く、熱中症の心配があります。
水分、塩分の補給をこまめに行いながら気をつけていきましょう。
水分、塩分補給はしっかりと
天気が回復したときに心配なのは、気温と湿度の上昇。
太陽が出ると12月とはいえ少し動くだけでも汗ばむほど。
人によっては半そでで十分なときもあります。
脱水や体調不良で走れなくなっていたり、救急が忙しく走り回る様子もよく見かける光景です。
2022年では、コロナの影響や県からの要請もあったことで体感も少なく感じましたが「塩飴」「タブレット」「バナナ」「おにぎり」「梅干し」「スープ」など、沿道ではさまざまな差し入れに出会うはずです。
まだ少しコロナも気になるところではありますが、我慢からくる体調不良も怖いし、危険なので、ぜひ積極的に取り入れていきたいですね。
特に、本土から参加予定のランナーにとっては、12月で経験のない暑さや湿度を感じることで体が慣れるまで時間を必要とするかもしれません。
慣れない気候のなかでの長時間マラソン。
気温、湿度上昇や後半のための体力維持に備えて、少しずつでもしっかりと、補給していきましょう。
湿度に慣れるには最近人気のサウナも対策としていいですね。
スポンジや氷を有効利用
沿道の差し入れでは食べ物だけでなく、水を浸したスポンジや氷を準備してくれているポイントもあります。
それはぜひ受け取ってください。
手のひらには熱くなった体温を下げるために働いてくれている、特別な血管があります。
普段は蓋をするように閉じていますが、熱を感じて開通し、熱を放出します。
まさに車でいうラジエーターの役割ですね。
首元やわきの下などを冷やすことでもすっきりしますが、場合によっては脳が「体が冷えた」と認識して体温をため込もうとしてしまうので逆効果になってしまうこともあるそうです。
手のひらを少しずつ冷やすことで深部体温が下がり、効果を得られるといわれています。
大きな動きや思考は体力の消耗につながるので、手のひらを冷やす、ということを頭に入れておけば大丈夫。
適温は15度。
冷たすぎると閉じてしまうということで、逆に熱がこもらないようにそこは注意が必要です。
スポンジもギュッと絞らず、手のひらを水に浸すというイメージで軽く持ちましょう。
まとめ
今回は、第36回NAHAマラソン記録 気温は?暑さ対策がカギについて、振り返りと合わせてお伝えしました。
2022年からコロナも緩和され、マスクも任意になるなど、以前の生活に近くなってきましたね。
そうとは言っても、差し入れにはどうしても優先順のようなところがあるので、後方ランナーになるほど手に入れることが難しくなります。
自分自身でもある程度対応できるようにしておくことも大切ですね。
そして、体を冷やすことの重要性も忘れずに、スポンジや氷を有効利用してゴールを目指してください。
挑戦する心、頑張る姿、応援の優しさなど、たくさんの感動を与えてくれるNAHAマラソン。
ランナーもボランティアも、応援も、みんなが楽しく1年を締めくくるにふさわしい一大イベント。
今年もとても楽しみですね。
こちらでは、NAHAマラソンでの楽しみ方について書いています。
合わせて読むことでNAHAマラソンについてより深く知ることができます。
関係するすべての方にとって素敵な1日になりますように。
コメント